- 電源システムの変更
ZiL Noble(バンテック ジル・ノーブル)
- 車種
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ZiL Noble
(バンテック ジル・ノーブル)
ベース車両 TOYOTA カムロード ディーゼル車
オルタネーター130A(標準)
家庭用エアコン(標準装備)


お客様からのお問い合わせ内容は以下の通りでした。
「現在リチウム化を検討しています。
平成27年初期登録 バンテック ZiL Noble に乗っています。
購入時にソーラー取付年間100日ぐらい使用してます。
サーフィンで使用するため、ほぼ同じ場所に滞在することがほとんどです。
ポータブルの冷蔵庫(20L)を使ってますが、晴れていればソーラーとサブバッテリーで問題ありません。 しかし夏になりエンジンをかけずエアコンを使用すると1晩で限界になります。
どの程度のバッテリーに変更し、いくらぐらいかかるか知りたいです」
その他の主なご要望・伝達事項は
・リアのベッド下の収納スペースを犠牲にしたくない
・真夏の暑い時期に3日以上海岸近辺で滞在したい
・家庭用エアコンは夜の8時から朝の5時までの使用である
等々
LINEと電話で何度もヒアリングを行い、最終的にお客様が選択したシステムは以下の通りです。
走行充電50A
ソーラーチャージャー40A
リン酸鉄リチウムイオンバッテリー 600Ah(7,680Wh)
セカンドシート下に設置

バンテックのジル・ノーブルのバッテリー収納エリア(セカンドシート下)は非常に狭いエリアとなっています。
既製品のリチウムイオンバッテリーを、その狭いスペースに収納するとすれば、おそらく300Ahか400Ahが限界。
施工前

BLUE SKY CAMPER PROJECT のリチウムイオンバッテリーシステムであれば、この狭いスペースに600Ahが設置可能です。
施工後

お客様の車中泊のスタイルは滞在型ということで、費用をかけて走行充電能力を上げても費用対効果は低いと考え走行充電は50Aをお勧めしました。
走行充電50A

ソーラー発電(既設パネル220W)

可能であれば、ソーラーパネル設置の増設をアドバイスしましたが、一旦保留となりました。
ソーラーパネル増設をお勧めした理由は、
・新車購入時に設置したオプションのパネルは220Wのみ
リチウムイオンバッテリーを活かすためには能力的に弱すぎ (ソーラーパネルはトータル500W以上推奨)
・趣味のサーフィンで数日間滞在型の車中泊がほとんど
・日の出から日没までは休憩時以外は外で過ごすことが多い
・海岸沿いの駐車がほとんどの状態で、太陽から受けるエネルギーを最大限受けないともったいない
などです。
数日間連続して車中泊を楽しむお客様に対しては、サブバッテリーの大容量の最大化だけでなく、同時に充電能力を可能な限り上げおくことをお勧めしております。
移動しながらの車中泊であれば走行充電の強化を
滞在型の車中泊であればソーラーパネル発電の強化を
という選択になります。
リチウムイオンバッテリー換装後の引き渡したのち2週間後にソーラーパネル発電の最大化(トータル730W)を行うことになりました。
当社(株式会社WA)は BLUE SKY CAMPER PROJECTの 代理店1号店としてリチウムイオンバッテリーシステムの換装サービスを行っております。 トータル200台以上のキャンピングカーのサブバッテリーをリチウムイオンバッテリーに換装してきたBLUE SKY CAMPER PROJECTのノウハウを活かし、この狭いスペースに600Ahのリチウムを組み込みました。
限られたスペースに最大容量のリチウムイオンバッテリーを組み込まれたいお客様のために、我々は日々全国のキャンピングカーユーザー様のために奔走しております。
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